ろくろとは陶芸などでよく使われるもので、回転運動を利用している装置です。
陶芸では遠心力を利用して、陶器を成形していきます。
テレビなどでもよく、ろくろを使って陶器を作っていく様子が映されたりしますよね。
その際に使われているのは電動ろくろです。
映画「ゴースト」のろくろを使っている有名なシーンを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
電動ろくろはスイッチを押すだけで回ってくれるので、便利です。
自動で回ってくれるということは両手が使えますし、回転が一定でブレがあまりないので精巧な作品が作れます。
ろくろには自分の手で回して使う手ろくろもあります。
陶芸の手びねりで成形する際や絵付けの時などに使われます。
手ろくろはどちらかというと電動ろくろよりも簡単で、初心者でも扱いやすいです。
さらに蹴ろくろというものもあります。
これは文字通り蹴って回すろくろのことです。
蹴ろくろは手の動きと足の動きが違うので少し難しいのですが、慣れるとスピードの加減がしやすいという利点があります。
ろくろは古墳時代の中頃に朝鮮半島から伝えられたと言われています。
そんなに昔から使われていたものだと思うと歴史を感じられますね。
陶芸家などでないと、ろくろを使って物を創造していくということは普段からできないので、魅力がありますよね。
観光地などでは陶芸体験をできるところもあるので陶芸家気分を味わってみてはいかがでしょうか。

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